4億502回死ねる! 小松菜と卵・豚肉のピリ辛甘酢炒め

4億502回死ねる! 小松菜と卵・豚肉のピリ辛甘酢炒め

小松菜と卵・豚肉の炒め物は「ポパイ炒め」と京都で呼ばれ、大変おいしいことについてすでに記事を投稿しました。

⇒ 2億3倍チカラがつく!豚肉と小松菜・卵のポパイ炒め

「ピリ辛甘酢炒め」とは、味付けに豆板醤とみりんおよび酢を加え、「甘辛酸っぱい味」にしたものです。

甘辛酸っぱい味に卵が合うのは『酸辣湯(サンラータン)』に卵を入れることからもわかる通りで、卵のふんわりとしたお子ちゃまっぽい味が、甘辛酸っぱい味をつけることによりビシッと引き締り、だいたい4億502回くらいは死ねます。

甘辛酸っぱい味は豆板醤と甘酢で

甘辛酸っぱい味をつけるために使ったのは、今回は「豆板醤と甘酢」です。甘酢とは「みりんまたは砂糖+酢+塩」のこと。色があまりつかないので、今回の小松菜と卵のように素材の色をきれいに出したい場合は、甘酢はおすすめとなります。

酢を炒め物に使うのは、ほんとにいいです。「酢の物」は、酢が食欲を増進してもくれるし、日本人では好きな人が多いと思います。酢を使った炒め物は「酢の物の炒め物版」といった風情になり、油のくどさも取れますし、「洋風酢じょうゆ」であるウスターソースが好きな日本人には絶対に好みの味だと思います。

小松菜と卵・豚肉のピリ辛甘酢炒めを作るポイント

小松菜をしゃっきり仕上げる

今回の小松菜と卵・豚肉のピリ辛炒めを作るポイントは、まず小松菜をシャッキリと仕上げることです。小松菜は先に炒めておき、いちばん最後に加えるようにしますが、炒めるだけだと小松菜はきちんと火が通らないため、「まだ生っぽい」などとズルズル炒めてしまわないことが重要です。生っぽい感じでも、最後に液体調味料と合わせて炒め煮すれば、きちんと火が通ります。

タケノコを入れる

それから、材料にタケノコを加えるのも、小松菜と卵・豚肉の炒め物をおいしく作るポイントです。卵の食べごたえはフワフワとやわらかいため、それと対照をなすタケノコと合わせるとおいしいことは、「木須肉(ムースーロー:きくらげ卵炒め)」にタケノコが常連であることからも証明済みです。タケノコは、水煮されてパックに入った穂先カット、またはホールを自分で切ったものを使います。

隠し味にナンプラーを使う

日本人が「おいしい」と思うためには「魚介味」が絶対に必要で、ラーメンでも魚介ダシを加えたものが人気ですし、日本人が大好きな化学調味料も、魚や昆布の成分を抽出したもの。今回も、隠し味にイワシの魚醤であるナンプラーを使ってあります。

手軽に魚介味をだすためにはナンプラーまたはオイスターソースが便利です。効果はどちらも同じようなものですが、ナンプラーは色がうすいのに対してオイスターソースはまっ黒ですので、素材の色をきれいに出したい場合はナンプラー、しょうゆなどと合わせて黒くコッテリ仕上げる場合はオイスターソースと使い分けます。

Advertisement

小松菜と卵・豚肉のピリ辛甘酢炒めの作り方

小松菜と卵・豚肉のピリ辛甘酢炒めを作る手順は、

  1. 小松菜を炒めて皿に取出す
  2. 卵を炒めて皿に取出す
  3. 豚肉とタケノコを炒める
  4. 調味料を加えて小松菜と卵をもどす

の4工程です。小松菜を炒めた後はそのまま卵を炒めるのでOKですが、卵を炒めるとフライパンがちょっと汚れるため、その時点でフライパンをサッと水洗いするのがいいと思います。

1. 小松菜を炒めて皿に取出す

フライパンに、

  • サラダ油 小さじ1
  • 小松菜の茎 2分の1把分(3~4センチ長さのざく切り)

を入れて中火にかけ、30秒~1分くらい炒める。つづいて、

  • 小松菜の葉 2分の1把分(上に同じく)

を入れ、さらに30秒~1分くらい炒め、全体に油がなじんだところで皿に取出す

2. 卵を炒めて皿に取出す

あらためてフライパンに、

  • サラダ油 小さじ1

を入れて中火にかけ、フライパンが温まったら、

  • 溶き卵 3個分

を流し入れる。1~2分そのまま放置して、7~8割固まってきたところで全体を大きく返し、4~5センチ大の大きめに切り分けてよく火を通し、皿に取出す

3. 豚肉とタケノコを炒める

サッと洗ったフライパンに、

  • ゴマ油 大さじ1
  • にんにく 1かけ(みじん切り)
  • ショウガ 1センチ大程度(みじん切り)
  • 豆板醤 小さじ1
  • 豚コマ肉 100グラムくらい(食べやすい大きさに切り、塩コショウと酒それぞれ少々をもみ込んで、片栗粉小さじ1くらいをまぶし付けておく)

を入れて中火にかけ、最初は油のところににんにく・ショウガ・豆板醤だけを集めて1分ほど炒め、油に味をつける。つづいて全体を混ぜ、豚肉に火が通るまで炒めたら、

  • 水煮タケノコ ホールなら4分の1を3ミリ厚さほどに切り、穂先カットなら4~5枚

を加えて30秒くらい炒め、油をなじませる。

4. 調味料を加えて小松菜と卵をもどす

タケノコに油がなじんだら、

  • 紹興酒 大さじ1
  • 酢 大さじ1
  • みりん 小さじ1
  • ナンプラー 小さじ1
  • 水 50cc
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • 塩 小さじ4分の1
  • コショウ 2~3振り

を入れ、少し火を弱くし2~3分煮込んで味をなじませる。再び中火にし、取出しておいた小松菜・卵をもどし、1分くらい、取出しておくことで冷めていた小松菜と卵が温まり、全体に味がなじむまで炒めて皿に盛る。

まとめ

粗挽きコショウをかけて食べます。これマジで、ご飯も酒もいくらでも行けちゃいますYO!

単行本『おっさんひとり飯』(高野 俊一 著)

CTA-IMAGE 50歳、バツイチ独身の「おっさん」が一口コンロで作る、 “簡単・うまい・安上がり"と三拍子そろったレシピ集。
  『おっさんひとり飯』の刊行から約2年。一人暮らしの男性の強い味方が、より使いやすい新書サイズとなって再登場です。   前回好評だった“殿堂入りレシピ"はそのままに、新たに編み出された垂涎必至のレシピも25点収録。
  「お金はかけず、だけどうまい!そして簡単にできてしまう男のための料理本!」(高野さん談)を教科書に、多くの方がキッチンに立つことを願ってやみません!

やっぱり男は肉料理!カテゴリの最新記事